経済・お金について楽しく学ぶならこの1冊【本紹介】

・自己啓発

どうも!意識高い系ポンコツマンです!

今回は神樹兵輔さんの「眠れなくなるほど面白い 経済とお金の話」をご紹介します。

あの人気シリーズ!眠れなくなるほど面白い○○○の経済とお金の話です!

このシリーズは表題に関する多くのトピックがありそれに関して、1、2ページで説明して最後に図で分かりやすくまとめてあるので、難しい分野でも理解しやすいし、飽きずに読み進められるところが特徴ですね!

本紹介

〜身近な話題を元にして、経済とお金について詳しく説明してくれるので、とても分かりやすいし、興味を持てる〜

動機

 まず私が本書を読んだ動機ですが、少し前に経済に関する本を読み、内容が難しくて頭に入ってこなかった時に、本書を見つけて「楽しみながら読めそう。」と思ったからです。

どんな方にオススメ?

日常生活と経済がどのように絡んでいるのか知りたい方

知識不足で損したくない方

経済とお金に関して、元々知識はないがある程度知っておきたい方

本書は大まかに

 身近な話題を元に経済とお金に関して書かれており、僕らの疑問を解消してくれます。一般的な経済に関する本とは異なり、経済における知識をひたすらインプットするのではなく、僕らの知っている話題が元になっているため、経済学を学んでいない方でも分かりやすいものとなってます。例えば、日本の政治家は世界一の高待遇である!など知って役に立つ内容や、投資で騙される人が後を絶たない理由など人に話したくなる内容が記載されており、どのトピックも自分のためになるものばかりです。

 本書を読めば、普段のニュースもより多くの視点から見られるようになるはずです。

ポイント

 私が本書を読んで印象に残った内容に関して、3つのみ記載したいと思います。

1.老後2000万円問題とはなんだったのか

 最近ではよく耳にする”老後2000万円問題”に焦点を合わせて話題について、実際にどういう計算で2000万円が老後必要になるのか記載されています。現在の日本の年金取得額と老後の支出額を算出して毎月6万円程度足りないと言う計算結果により、表記のような問題が話題に上がるとのことでした。例えば、65歳に定年退職し、80歳まで生きるとしたら、6万円×12ヶ月×15年=1800万円不足(年金受給額に対して)していることになります。しかし、これはあくまで現在の年金平均値を元に算出した計算結果になりますので、将来年金受給額が減れば更なる貯蓄が必要ですし、たくさん稼いで年金受給額が増えれば、少ない貯蓄で事足りるかもしれません。
 僕は老後のために今話題のNISAや不動産にて資産形成をしていますが、今後の日本に置いて老後生活を考えた時に年金だけで生きていくのは難しいかもしれませんね。

2.FIREが実現可能な純資産とは

 多くの人が働くことをやめて、悠々自適な生活をしたいと思ったことがあるでしょう。資産をある程度まで貯めることができれば、不労所得で生活できることはできます。それは果たして、いくらでしょう。そんな疑問をトピックに説明があります。
 これは、当たり前の話になりますが、生活水準によって、いくら資産が必要なのか変わってきます。株における配当又は利回りを4%とした時、年間250万円の支出で暮らせる方は6250万円の資産が必要ですが、年間400万円の支出で暮らせる方は1億円の資産が必要になります。
 ですので、夢のFIREを目指したいのなら、支出を極限まで減らして、若いうちから資産を増やして、低い生活水準になれることがFIREの一番の近道なのかもしれません。(そこまでしてFIREしたくない方も多いと思いますが)

3.税金は貧しい人から取れば良いという政策の真実

 このトピックを見た時、そんなバカなと思いました。税金には所得税があり、所得に応じて税金が上がっていくので金持ちほど税金を払っていると思っていたからです。まぁ、実際金持ちほど税金は払っているのですが、実際税金には抜け道などがあり、金持ち・大企業に有利になっているパターンが多いのです。賄賂等により大企業寄りの政策になることも多いですしね。
 そこで政府がかかける政策として、消費税上昇による収入源増減になると言うことです。大企業・金持ちからの不安をなるべく受けないように。つまり平等と口では言ってますが、結局金持ち有利な世の中になってる訳です笑

まとめ

 本書は”お金・経済”を改めて学ぼうと思っている方、知識をつけたい方に特におすすめになります。実際に短な話題に触れながら、各トピックについて説明がありますので、より分かりやすいと思いますので、ぜひ一度読んでみて今後の生活の参考にしていただきたいです。

 義務教育で多くのことを学んできたと思いますが、”お金”のことってなかなか学校では教えてくれないことが多いです。しかし、本書では経済と絡めてお金についてもある程度学べることができるので、しっかりとしたお金の知識をつけて、お得に生きていきましょう!

 皆さんも本書を読んで、お金について学びましょう!

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